鈴木恵美 ― うまれる かえる

500×300mm/2026/clay and sand on panel

鈴木恵美 ― うまれる かえる

Okayama
2026.5.9(Sat) _ 5.24(Sun)

921GALLERY

Open : 10:00 _ 18:00
Closed : Wednesday
作家在廊 : 5.9(Sat)

Aichi
2026.6.6(Sat) _ 6.14(Sun)

十六画廊
〒460-0024 名古屋市中区正木1-13-14 2F

Open : 12:00 _ 17:00
Closed : 会期中無休
作家在廊 : 6.6(Sat)
g16.jp
instagram@jurokugaro

うまれる かえる

土壌は、過去に生きた者たちの営みと
その存在の集積によって形成される。
生まれ、育ち、還っていく
生命の循環を内包する土には
そこに眠る者たちの様々な記憶が宿っている。

例えば、
降り注ぐ太陽の光と大地の色、
繁茂する緑のざわめき、
そして他者に触れた温かな感触。
これらは私の目の前で
起こっている出来事であると同時に、
過去の者たちが見ていた
風景や感覚とも繋がっている。

私は土に触れる行為を、
過去との対話として捉えている。
そこから生まれる創作は、
私自身の想像や経験を通して、
不在の者たちの記憶を形にする。
立ち現れる風景の断片は、
今この瞬間と混ざり合い、
私の記憶の一部となって
いつの日か再び土へ還っていく。
それは特別な事象ではなく、
普遍的で小さな循環の物語である。

Suzuki Emi

1984年静岡県生まれ。神奈川県、静岡県を拠点に活動。名古屋造形芸術短期大学卒業。独学で絵を描き始めアクリル画作家として活動後、生活環境の変化をきっかけに土を使った作品の制作を始める。日本の伝統的な佐官技術やフレスコの技法に影響を受けた独自の画法により、画材となる土は焼成せず、原土の持つ色や特性はそのまま作品へ生かされている。土は過去を生きた者たちの営みと彼らそのものからできた物質である。その土と接することは不在の者たちとの対話であると捉え、土に宿る記憶をテーマに主に平面作品を制作している。
www.suzuki-emi.com / instagram@suzukiem_i

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